「とりあえずランニング」をおすすめしない理由

「太ってきた」「運動不足」などの理由でとりあえずウォーキングやランニングをするという方が多いですが、趣味や走るのが好きという理由以外では、あまりおすすめできません。その理由をウォーキングやランニング時にどれくらいカラダへ負担がかかるのかという視点から解説していきます。

まず、ウォーキングやランニングをすることで、どれくらいの負担がカラダにかかるかを体重60kgの人で検証します。

１．ウォーキング

片脚にかかる負担は体重より20%増加するため、60kg×1.2=72kgとなります。そして、1日の歩行数が5000歩の場合、72kg×5000=360000kg(360ｔ)がカラダへの負担になります。

２．ランニンング

片脚にかかる負担は体重の3倍になるため、60kg×3=180kgとなります。そして、走った時の歩数が5000歩だった場合、180kg×5000=900000(900ｔ)がカラダへの負担となります。

このような負担を耐えるには、それなりに筋力や柔軟性が求められ、地面からの衝撃を吸収、緩和するために、足の状態も正常でなくてはなりません。つまり日頃から運動をしておらず、いきなりウォーキングやランニングをする行為は、腰や膝を痛めやすいです。

外反母趾、足指が使えてない、アーチが落ちてしまっているなど、足の状態が良くないにも関わらず、ウォーキングやランニングをしてしまうと足首の捻挫や足底筋膜炎などの障害が発生しやすくなってしまいます。

まずは、足の調整や足指のトレーニングなどを行い、足の状態を向上させることが重要です。それぞれ、参考動画をご紹介しますので、ぜひ試してみてください。

ダイエットやボディメイクで脚を細くしたいと思い、一生懸命ランニングをするのはかえって逆効果です。なぜなら、ウォーキングやランニングによって、かかる負担は当然脚にもあるため、脚に筋肉や脂肪をつけ、地面から受ける衝撃を耐えようとするからです。

脚を細くしたい場合は、足の状態を向上させ、重心の位置を下げないようにするために、バランストレーニングを積極的に取り入れましょう。参考のトレーニング動画をご紹介しますので、こちらもぜひ試してみてください。

いかがだったでしょうか。ウォーキングやランニングは一見健康によさそうな感じがしますが、実際はカラダにかなりの負担をかける行為となっております。今後どのようなトレーニングをやっていけばいいかご相談されたい方は、ぜひ一度問い合わせフォームやLINE公式アカウントよりご連絡ください。

当ジムの健康メンテナンスコースでは、初心者や未経験の方を対象に、足の調整はもちろん、ストレッチやマシーンを使わないトレーニングなど誰でも簡単にできる内容をご提供しております。徐々にトレーニングに慣れてきたら、マシーンや専用器具などを利用して、お客様の目的に合わせたトレーニング内容をご提案します。